タ行

タイズ
(Taiz
北イエメン南部の都市。高度1400メートルの山中にあり、コーヒー生産の中心地。
ターキッシュコーヒー
(Turkish coffee)
トルコ、ギリシャ、アルメニア、エジプトその他中近東で一般的なコーヒーの立て方。イブリク(トルコ)、ブリキ(ギリシャ)と呼ばれる長い把手のついた円錐形の容器に水と砂糖を入れ、これに強く炒って微粉にしたコーヒーを加えて三度沸騰させたもの。デミタスカップで飲む。
このコーヒーは表面に細かい泡の層ができるから、ギリシャではこれを「カイマキ」と呼び「カイマキ」の無いコーヒーを客に出すのは失礼になるといわれる。
ターキッシュ・グラインド
(Turkish Grind)
ひいたコーヒーの粒子の大きさで、小麦粉のように細かいもの。
タイガー・キャット・ジャワ
(Tigerーcat Java)
ジャワ島に住む大山猫は熟したコーヒーの実を食べるが、その種(コーヒー)は消化されずに排泄される。これを後日土民が集めるが、このコーヒーをタイガー・キャット・ジャワといい、風味は非常に優れているといわれる。
これと同じものにインドやブラジルのモンキーコーヒーがある。
タイプ・サンプル
(tipe sample)
リファランス・サンプル(reference sample)〔参照見本〕ともいい、取引するコーヒーをかなりよく代表するものであるが、必ずしも取引しようとする特定の荷口の一部とは限らない。ヨーロッパ・コーヒー契約は「タイプサンプルもしくはリファランス・サンプルにもとづく取引の場合、受け渡すべきコーヒーは、提出されたサンプルと”全体として”一致しなければならない」と規定している。
タイラー・ロ・タップ
(Tyler Ro-Tap)
アメリカ商務省の発表した、挽いたコーヒー粒子の大きさ分類に使用される篩分機。この機械は一分間に約300回横振、150回上下に振動する。使われる篩は10号、14号、20号、28号の4種で、夫夫の網目の大きさは0.06.0.046、0.0328,0.232平方インチである。
この発表によると、篩を通るもの、通らないものの比率によって、ドリップ・グラインド、レギュラー・グラインド、ファイン・グラインドの3種に分類される。
タチラ
(Tachira)
ベネズエラ西部のコーヒー生産州。コロンビアの国境に位置する。州都サンクストバル。中央部をメリダ山脈が走り、大部分が山岳地帯。主産業は農業で、コーヒーは州都サンクリストバル付近で栽培される。
粒は比較的そろっているが、その液は余りよくない。然し古くなるとこくが出てくる。
タチラコーヒーは、コロンビアのククタ経由でマラカイボ港まで輸送されるので、以前はククタコーヒーとして取引されていたが、現在ではそれぞれ区別して取引されている。メリダコーヒーとともにマラカイボコーヒーのうちで最上とされている。
タパチュラ
(Tapachula)
メキシコ東南部、チャパス州南部の都市。同州で産出されるコーヒーなどの農産物の集散地で交通の要衝。
ダブリュー・アイ・ピー
(W.I.P)
ウエスト・インディース・プリパレーション(West IndiesPreparation)の略で、水洗プランテーションコーヒーのこと。主としてインドネシア産のコーヒーの格付けに使われる。
尚W.I.pはW.I.B.ともいわれるが、これはWest IndischeBereidingの略でW.I.P.と同意語。
スマトラ産自然乾燥ロブスタはスマトラG・B・Ek No1〜No3とかくづけされるが、
G.B =GewoneBereiding(普通精製即ち自然乾燥)の略
E..K =EersteKwaliteit(第一級品)の略である。

ダブリュー・アイ・ビー
(W.I.B)
オランダ語WestIndische Bereidingの略でダブリュー・アイ・ピー(WestIndiesPreparationの略)と同義語。
ダブリュ・コントラクト
((”W”contract)
〔W号約定〕
ニューヨーク・コーヒー取引所で、世界各地で産出される。
  ウオッシュド・アラビカ(washedarabica)
     〔水洗式アラビカ種コーヒー〕
  ウオッシュド・ロブスタ(washed robusta)
     〔水洗式ロブスタ種コーヒー〕
  ナチュラル・アラビカ(naturalarabica)
     〔自然乾燥式アラビカ種コーヒー〕
  ナチュラル・ロブスタ〔naturalrobusta)
     〔自然乾燥式ロブスタ種コーヒー〕
の先物契約に適用される約定。
    基準品はブラジル産アラビカ4号」で、その品質は「炒りあがりは普通な石良好の硬い豆で、リオ・フレーバー、土臭、発酵臭、皮臭などがなく、」かつ、次の港から船積みされるコーヒー。
    サントス(Santos)
    パラナグア(Paranagua)
    リオ・デ・ジャネイロ(RiodeJaneiro)
    アングラ・ドスレイス(AngradosReis)
    ニテロイ(Niteroi)
  4号以上のグレイド物に対する割り増しの規定はなく、5号のものは100ポイントの割引で取引される。
さらに
コロンビアコーヒーは5セント(1ポンド当たり)の割り増し
メキシココーヒー(水洗式)は5セント(1ポンド当たり)の割り増し
サルバドルコーヒー(水洗式)は3セント(1ポンド当たり)の割り増し
ガテマラコーヒー(水洗式)は3セント(1ポンド当たり)の割り増し
コスタリカコーヒー(水洗式)は3セント(1ポンド当たり)の割り増し
その他のアラビカ(水洗式)は1セント(1ポンド当たり)の割り増し
西半球産アラビカ(自然乾燥式)は4セント(1ポンド当たり)の割引
東半球産アラビカ((自然乾燥式)はは3セント(1ポンド当たり)の割引
ロブスタ(水洗式)は12セント(1ポンド当たり)の割引
ロブスタ(自然乾燥式)は12セント(1ポンド当たり)の割引で取引される。

  W号約定は1963年1月15日にニューヨーク・コーヒー砂糖取引所の会員により、採択された。
1963年5月以降に受け渡しを行う先物に対し1月21日から行われている。但し、現在はこの約定にかわってU号約定が採用されている
  
この新約定の実施によりR号約定は廃止、B号約定は新約定の成否が判明する迄継続、M号約定は継続されることとなった。
  
ダブリュー・シー・ピー・シー
(W.C.P.C)
〔国際コーヒー振興委員会〕
ワールド・コーヒー・プロモーション・コミュッティーの略。(同項参照)
タルマ
(Tarma)
南アメリカ、ペルー中部にあるフニン県の県都。チャンチャマイヨ地方で産出されるコーヒーの、リマへの中継地。
タンガ
(Tanga)
アフリカ南東部にあるタンザニアの州及び州都。同国最大のダル・エスサラームに次ぐ港湾で、周辺にはコーヒー農園がある。
タンザニア
(Tanzania)
アフリカ東南部、タンガニーカとザンジバルからなる連合共和国。。首都ダル・エス・サラーム、面積94.5万平方キロ、人口1327万。
主産物はコーヒー、サイザル朝、綿花、皮革、木材など。

 〔生産量〕
     1974/75   935,000俵
     1975/76   959,000俵
     1976/77   805,000俵
     1977/78   838,000俵
     1978/79   850,000俵
  タンザニアには数種の在来種が野生しているが、現在栽培されているロブスタ種、アラビカ種は外部から持ち込まれたものである。
ビクトリア湖西方のブコバ地方は約300年、ウガンダの種族で当時東部コンゴを支配していたブンヨロ族がコンゴから種を持ち込んで以来、ロブスタ産地として知られる。
アラビカ種は1890年ごろ、宣教師がレュニオン島から持ち込み、1900年頃にはキリマンジャロ地方で栽培されていたが、ドイツ人経営の農園は第一次戦後ギリシャ人、インド人の手に渡り、同時にたすうのアフリカ農民が栽培するようになった。収穫期はアラビカが10月〜2月、ロブスタが6月〜12月。アラビカはブルボンタイプの緑灰色の豆で、優れた酸味を持つ。
  〔生産地〕
   アラビカ
     キリマンジャロ山斜面のモシ(Moshi)メル山斜面
     北東部のパレ(Pare)
     ウサンバラ(Usambara)
     アルシャの西のオルデアニ(Oldeani)
     ソンゲア(Songea)
     ルンゲ(Runge)
     ホジ(Mbozi)
     ベヤ(Mbeya)
  ロブスタ
    ブコバ(Bukoba)
    カラグェ(Karagwe)
  アラビカは豆のサイズで次のとおり格付けされる。
    AA   グレイド
    A    グレイド
    B    グレイド
    C    グレイド
    E    グレイド
   AF    グレイド
   PB    グレイド
   UG    グレイド
   TT     グレイド
   T      グレイド
   F      グレイド
  HP     グレイド
また品質は次のとおり格付けされる。
   ファイン   (最優秀品)
   グッド    (優秀品)
  フェアー/グッド } 標準品
  FAQプラス    } 標準品
               
               
               
                
FAQ            標準品
FAQマイナス       標準品
 プアーフェアー      標準品
          }プアー   (劣等品)
ベリプアー         (最劣等品)
 〔輸出量〕
       1973   990,000俵
       1974   688,000俵
       1975   853,000俵
       1976   979,000俵
       1977   744,000俵
 主な市場は米国、西ドイツ、輸出港はダル・エス・サラーム、タンガ。
タンジュンプリオク
(Tanjungpriok)
インドネシアの首都ジャカルタの外港で、ジャワ島の玄関。ゴム、米、コーヒー、香辛料、茶などがここから船積みされる。東南アジア海運上の中心地。
チェリー
(Cherry)
熟したコーヒーの実。コーヒーの実は、最初は暗緑色であるが、熟するにつれて黄色から赤色に変わり、完全に熟すと深紅色となる。実の外側の部分はさくらんぼ(チェリー)のような果肉なのでこうよばれる。コーヒーフルート(coffee fruit)とも言う。
チェリーの構造は、外側は肉質の外皮で、その下にパルプ(pulp)〔果肉〕と呼ばれる甘い粘液質の層がある。この果肉の内側にはパーチメント(parchment)〔洋皮〕として知られる、乾いた、滑らかな、麦わら色の堅い皮があり、さらにその下にはシルバースキン(silver skin)〔銀皮〕と呼ばれる薄い膜があって種を包んでいる。コーヒー豆はこの種子である。
チコリー
(chicory)
チコリーはきくぢしゃ(Chicoriumintylus)と呼ばれる植物で、葉はサラダに、根は炒ってコーヒーの代用に使われる。
根は長さ30センチ、直径8センチに成長する。成長した根は水洗いしてから細かく刻まれ、水分が10%程度になるまで乾燥。それからコーヒーの
色と同じになるように炒られ、粉砕される。
  チコリーの成分は次の通り。
    炭水化物   75.0%
    水分       3.5%
    灰分       4.7%
    油分       3.6%
    たん白質    7.5%
    せんい質    5.7%
  炭水化物のうち70%は水溶性物質であり、また炭水化物の中には燕糖8.6%、還元糖0.4%が含有される。
 チコリーは主としてコスト引き下げのため。、またある場合には好みのためにコーヒーに混ぜて使われる。チコリーはコーヒーの2倍も可溶性物質を含んでいるので、熱湯で抽出すると濃い色が出、又味は幾分苦いがコーヒーのフレーバーはない。
主産地はフランス、ベルギー、オランダ。米国のミシガン州でも栽培されている。
  トルコでは今から400年以上も前の1555年にはチコリーを使っていた。コーヒーにチコリーを混ぜはじめたのはフランスで、サント・ドミンゴ、ハイチからのコーヒー輸入が減って、高価なオランダ領東インド(現在のインドネシア)産コーヒーを英国人から買わねばならなかった1789年のことである。ナポレオンがフランスを支配すると、英国はこの両国からのコーヒー船積みを封鎖、フランス人は手持ちのコーヒーにチコリーを混ぜて飲まざるを得なくなった。
  世界の珍味を集めて有名なクレオパトラの豪華な社交パーティーには、種々のスパイスのほかにチコリーが使われたといわれる。
古代ギリシャの詩人ホメロスは「気分をさわやかにするため、オリーブ.チコリー、マロウがほしい」といっている。
チモール
(Timor)
オーストラリアの北、小スンダ列島の東端に位置する同列島最大の島。米、サトウキビ、コーヒー、ココヤシなどが栽培される。コーヒーは同島東半分を占めるポルトガル領で産出されるが、ここは1976年インドネシアに合併された。
生産品種は60%がアラビカ、40%がロブスタ。アラビカは南西部の高度3,000フィートのところで産出され、大粒の良質の豆である。ロブスタは南部で産出される。
チャパス
(Chiapas)
メキシコ東南部のコーヒー生産州。ガグァテマラ国境に近く、太平洋に面する。主産業はトウモロコシ、カカオ、コーヒー、綿花。
チャパス州は同国のコーヒー総生産量の約35%を占める大生産州で、ここで産出されるコーヒーは同州南部のの都市タパチュラ(Tapachula)に因んでタパチュラコーヒーと呼ばれる。グァテマラコーヒーに似た風味を持つ。
チャフ
(chaff)
炒り豆が割れる時に、豆から離れる内胚乳の一部。
チャムペリコ
(Champerico)
グァテマラ南西部、レタルーレウ州にあるコーヒー輸出港。グァテマラコーヒーは大半が大西洋岸のプェルト・バリオス(PuertoBarrios)から輸出され、チャムペリコ経由のものは10%にも達しない。
チャンチャマイヨ(Chanchamayo) ペルーの首都リマの東方約200マイルに位置するアンデス山脈のチャンチャマイヨ渓谷で産出されるコーヒー。ペルーコーヒー中最も有名で、やわらかい酸味を持ち香味豊かであるが、こくに乏しい。
中央アフリカ
(Central Africa)
アフリカ中央部にある共和国。主とバンギ、面積62.3万平方キロ、人口152万。主産物は綿花、コーヒー、落花生
  〔生産量〕
        1974/75   194,000俵
        1975/76   150,000俵
        1976/77   166,000俵
        1977/78   140,000俵
        1978/79   150,000俵
生産品種はロブスタとエキセスサ。収穫期は11月〜3月。
      〔輸出量〕
        1973   161,000俵
        1974   144,000俵
        1975   166,000俵
        1976   145,000俵
        1977   134,000俵
チュバ
(Chuva)
グァテマラ、ケサルテナンゴ州西部のコーヒー生産地。
チュバで産出されるコーヒーは、こくもあり、酸味もある優秀品であるが、同国のアンティグアコーヒーより幾分劣る。
ツンバドール
(Tumbador)
グァテマラの山岳地方にあるサン・マルコス州のコーヒー生産地。
  コンバ、チュバと並ぶ良質コーヒーの産地で、そのコーヒーは酸味とこくのある優秀品。
テアー
(tare)
〔風袋〕
コーヒー豆を包装する袋の重量。コーヒー生豆取引の場合、インボイス(送り状)には純重量(総重量から袋の重量を差し引いたもの)が記載されるが、「テアーは五つの袋の平均重量より定める。」とヨーロッパコーヒー契約は規定している。
ティッピング
(tipping)
焙煎の過程で、急激に強い火を加えたため、コーヒー豆の先端にある胚種(ティップ)がこげること。胚種が焦げると、コーヒー液にした場合にわずかながらこげたア味となり、炒った豆の外観を損なう。これが極端な場合には胚種ばかりでなく、豆の他の部分にもこげた点ができる。
ディレダワ
(Dire Dawa)
エチオピア東部、ハラーコーヒーの産地であるハラール州北西部に位置する都市。ハラーコーヒーはここの業者によって輸出される。
デミタス
(Demitasse)
フランス語で「半サイズのカップ」の意。通常3液量オンスはいるカップ。
テリチェリー
(Tellicherry)
南インド西海岸に面する港。マンガロールに次ぐコーヒー船積み港。またこの地方では良質のコーヒーを産出する。
テルクベトン
(Telukbetung)
インドネシア西部、スマトラ島南部にある港湾都市。
コーヒー、コショウ、ゴムなどがこの港から船積みされる。別称テロクベトン(Teloekbetoeng)。
トーゴ
(Togo)
アフリカ西部、ギニア湾に面した共和国。首都ロメ(Lome)、面積5.6万平方キロ、人口196万。
主産物はカカオ、コーヒー。
    〔生産量〕
         1974/75   115,000俵
         1975/76   151,000俵
         1976/77   177,000俵
         1977/78   120,000俵
         1978/79   150,000俵
    生産品種はロブスタ。収穫期は1月〜5月。主産地はロメの北西部。トーゴロブスタは明るい褐色の丸型の大粒の豆で、鋭い味を持つ。
  等級は300グラムの見本に混入する欠点数により、
  エクストラ・プリマ(Extra Prima)
  プリマ(Prima)
  スーペリア(Superior)
  クーラン(Courant)
 に、又、豆のサイズによって
  グレイド1
  グレイド2
  グレイド3
  グレイド4
 に分類される。
    〔輸出量〕
         1973   265,000俵
         1974   177,000俵
         1975   133,000俵
         1976   179,000俵
         1977   100,000俵
   主な輸出先はオランダ。輸出港はロメ。
トバール
(Tovar)
ベネズエラの都市。この名称で取引されるコーヒーはトルヒーヨコーヒーとタチラコーヒーの中間の品質で、酸味はないがかなりこくがあり、ブルボン・サントスとミックスするのに使われる。
ドミニカ
(Dominica)
中央アメリカ、カリブ海の大アンチル諸島にあるイスパニオラ島東半分を占める共和国。首都サント・ドミンゴ、面積5.6万平方キロ、人口約468万。砂糖、バナナ、コーヒー、ココア、タバコを産出。
    〔生産量〕
        1974/75   880,000俵
        1975/76   1,0140,000俵
        1976/77    717,000俵
        1977/78   1010,000俵
        1978/79   750,000俵
    生産品種はアラビカ、ウオッシュド(ラバド)とナチュラル(スタンダードまたはコリエンテ)があるが、輸出向きには前者が多い。
   収穫期は9月〜2月。
       ドミニカコーヒーはいくつかの等級があるが、一級品は青みを帯びた灰色の大粒の豆で、香りも良く、やわらかい味で、配合用に優れている。
     コーヒーは島の中央を東西に走る山脈のの斜面で生産される。
         北部の主産地は
           プエルトプラタ(Puerto Plata)
           ドゥアルテ(Duarte)
           サンチャゴ(Santiago)
           タベガ(La Vega)
           エスパイヤット(Espaillat)
         南部の主産地は
           バラオナ(Barahona)
           アスア(Azua)
           アアンクリストバル(San Cristobal)
           バニ(Bani)
           オコア(Ocoa)
        品質は各産地によってそれぞれ特徴があるが、輸出品は次の五つに分類される。(品質順)
           バラオナ・オコア(BarahonayOcoa)
           シバオアルツラ(Cibao Altura)
           フンカリト(Juncalito)
           アスア・イ・バニ(Azua y Bani)
           シバオ(Cibao)
       〔輸出量〕
         1973   666,000俵
         1974   584,000俵
         1975   533,000俵
         1976   678,000俵
         1977   693,000俵
     輸出期は11月〜3月。輸出港はサントドミンゴ、プエルトプラタ、パラオナ。
トラジャ
(Traja)
インドネシアのスラウェシ島で産出されるカロシの別称。
ドリップ・グラインド
(drip grind)
挽いたコーヒーの粒子の大きさのひとつで、ドリップ法でコーヒーを立てるのに適した挽き方なのでこの名称がある。これはアメリカの全国コーヒー協会(National Coffee Association)が、スチーブンス大学パッカー教授と共同研究して定めた、挽いたコーヒーの粒子をドリップ・グラインド、レギュラー・グラインド(regular grind)、ファイン・グラインド(fine grind)の三種に分類する方法を、1948年アメリカ商務省が「簡易化実践勧告」(Simplified Practice Recommedation)として発表したもので、現在までのところ唯一の公表された挽き方の基準である。ドリップ・グラインドはタイラー・ロ・タップ篩分機により、四種の篩で篩分けた結果が次の基準に当てはまるものをいう。
  10号および14号篩を通らないもの  7%
  20号および28号篩を通らないもの 73%
  28号篩を通るもの   20%±3%
 ドリップ・グラインドの代わりにアーン(Urn)、オールパーパス(All Purpose)、メディアム(Medium)ユニバーサル(Universal) という名称が使用されることもある。
ドライ・メソッド
(dry method)
〔自然乾燥式コーヒー精製法〕
コーヒー豆(コーヒーの実の種子)を覆う果肉、外皮除去法の1つ。摘採されたコーヒーの実は、人口水路を通って乾燥所に送られ、そこで2〜3週間乾燥のため、日光に曝される。この間にパルプ質の果肉は醗酵し次第に乾燥する。実が完全に乾燥すると、ハリング・マシン(hulling machine) 〔脱穀機〕で外皮が除去される。この方法で精製されたコーヒーは、ナチュラル(naturals) 〔自然乾燥コーヒー〕又はアンウオッシュド(unwashed)〔非水洗コーヒー〕と呼ばれる。ドライ・メソッドは簡単で高価な機械設備をウエット・メソッド程必要としないが、かなり長期間好天気が続くことが条件なので、次第に速く、かつ天候に左右されないウエット・メソッドに替えられている。
ドライ・ロースト
(dry rost)
コーヒー豆は炒り終わると直ちにシリンダー(釜)から取り出して冷却されるが、外に出した後、コーヒ自身の持つ熱で焙煎度が進行するのを阻止するため水をコーヒー豆の上に散布することがあるが、水を使用せず、冷却装置だけで炒り上がったコーヒーを冷却させることをドライ・ローストという。
トリアージュ
(triage)
フランス語で選り分け又は分類のこと。元来は精製中に砕けたコーヒー豆をさしていたが。今日ではたいていの生産国で、コーヒー豆を大きさによって六種に分ける場合の1つとして使っている。この六種とは
   トリアージュ
   サード・フラット
   セカンド・フラット
   ファースト・フラット
   ファースト・ピーベリー
   セカンド・ピーベリー
ドライ・ファーメンティング
(dry fermenting)
水洗式コーヒー精製工程で、果肉を除去したパーチメントコーヒーを水につけずに特殊な方法で熟成させること。
ドリップ・メソッド
(drip method)
1711年頃フランスに現れたコーヒーのたてかたで、いわゆるこし袋や濾過器にコーヒー粉を入れ、その上から湯を注ぐ方法である。ドリップ法は、きれいなポット又はやかんに水をいれ沸騰させる。次にコーヒー液を受ける容器を、入ったコーヒー液が冷えないよう熱湯ですすぐ。こし袋又は濾過器にコーヒー粉(通常ドリップ・グラインド)を入れて平らにし、その上に熱湯をゆっくり円を描きながら注ぐ。熱湯が滴下し終わったら直ちにコーヒー滓を除ける。
トリニダード・トバコ
(Trinidad and Tobago)
南アメリカの北方、西インド諸島にある共和国。
首都ポート・オブ・スペイン、面積5,128平方キロ、人口約107万。主産物は砂糖、かんきつ類、ココア、コプラで、コーヒーはこれに続く。
   輸出コーヒーの95%近くがロブスタで残りがアラビカ。ロブスタはトリニダ島の低地全域で生産され、アラビカは北部の地域でココアの間に植えられている。
  この国で生産されるロブスタは良品質といわれ、輸出品は「エフ・エー・キュー(FAQ)のマーク」で輸出される。
トリマ
(Tolima)
コロンビア中西部のコーヒー生産州。州都イバゲ。
コーヒーは主としてフレスノ、アトラト地方で栽培され、同国総生産量の約14%を占める。トリマコーヒーはかなり大粒のきれいな豆で味も良い良質のコーヒーである。
トリリャド
(trillado)
自然乾燥式でコーヒーを精製する場合、採取した実をそのまま乾燥し、その後のコーヒー豆(種子)を覆う部分を除去することを言う。
カフェ・トリリァドは自然乾燥式コーヒーのこと。
トルヒーヨ
(Trujillo)
ベネズエラ中西部の州および州都。マラカイボ湖に面する。主要産物はコーヒー、ジャガイモ、サトウキビなど。
この州で産出されるコーヒーはトルヒーヨコーヒーと呼ばれる低級品で、ブルボン・サントスと混合して安価なコーヒーとして売られている。
酸味はなく、熟成したものでないと炒り上がりも悪い。

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